コトノハオウコク
こんな世の中に心象スケッチなんというものを、大衆めあてで決して書いている次第でありません。全くさびしくてたまらず、
美しいものがほしくてたまらず、ただ幾人かのかんぜんな同感者から『あれはそうですね』というようなことを、
ぽつんといわれる位がまずのぞみというところです(宮沢賢治)
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題詠100首blog2009投稿歌(001~025)

001:笑
悩みなどないのでしょうと笑われて明日もこんなかんじでいこう

002:一日
あのころの一日一日を編み込んだストールいまだ五分咲きのまま

003:助
助詞ひとつ間違えただけおはなしのハッピーエンドがみえなくなった

004:ひだまり
ひだまりの羊になった夢さめて指笛低く吹く羊飼い

005:調
ト短調からハ短調いつからか胸の底には春の水音

006:水玉
不揃いなあるいはお行儀良く並ぶ水玉すべて愛してしまう

007:ランチ
500円ランチセットのミニプリンほどの甘さのリップサービス

008:飾
ペレルマン博士の飾るモビールはひもでつないだ8つの宇宙

009:ふわふわ
通り雨過ぎても溶けぬ綿菓子を掲げて歩くふわふわの国

010:街
縦縞のシャツが似合うね雨の街見えなくなってやっとつぶやく

011:嫉妬
煮くずれてゆくじゃがいものしあわせを嫉妬しているグリーンピース

012:達
とびあがるほどに素敵なお知らせはいつも遅れて配達される

013:カタカナ
カタカナで「ハイ。」と返事を打つひとのシナプス走るひかり何色

014:煮
とろとろと煮つめゆっくり冷やしたら朱の椀に注ぐきのうの怒り

015:型
26年後に並んで踏みましょう三日月型の木漏れ日ふたり

016:Uターン
開きそうになるたび闇へUターンまぶたの裏のグレイッシュピンク

017:解
ひとことで謎がほろほろ解けてゆく胸苦しさのあとの空洞

018:格差
ふしあわせ好きの彼女のしあわせは女性セブンの格差特集

019:ノート
このミドルノートはグレイフランネル時空をひらく鍵がころがる

020:貧
悪いのは想像力の貧困であの子じゃないってやさしい詭弁

021:くちばし
敏感なくちばし持てばもうすこしうまくいくかなねえカモノハシ

022:職
看護師に教師に詩人ありえない結果ばかりの適職占い

023:シャツ
長袖のシャツにとおした手首からひじへ巻雲流れる九月

024:天ぷら
葬式でもらう賛辞や涙より美味い天ぷら食べたいな今

025:氷
水玉の瓶を背伸びで傾けてせいたかグラスに氷は五つ




里坂季夜 / 題詠100首blog / 01:24 / comments(0) / trackbacks(0)


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